ふと思ったこと
私は、毎日イラストを描くトレーニングをしています。
例えば、あるお題を自分で決めて、そのイラストを何も見ずに紙に書いてみる。
意外に書けないものです。
普段見ているものでも、こんな特徴があったんだとか、新しい発見ばかり。
オススメです。
絵が上手くなりたい人だけでなく、新しい発見をしたい人、ぜひやってみてください。
この間、お題が「アシカ」だったんですよ。
アシカって、水族館によくいるボールを操ってお客さんを楽しませる海の生き物だよなって。あれ、尻尾ってどうなってたっけ?そもそも尻尾ある?
決して見慣れている動物ではないにしろ、鮮明に思い出せなかったのです。
そして、アシカみたいな動物が他にも色々いることに気づきました。
オットセイ、アザラシ、セイウチ、トド、、まだまだいると思いますが。
きっと水族館の方にしてみれば、これらの動物の生態は全く違うと思われます。
ただ、あまり馴染みのない私からしてみれば、
どんな違いがあるのかと気になったわけです。
早速調べて見ることにしました。
鰭脚類(ききゃくるい)
アシカ、オットセイ、アザラシ、セイウチ、トドのような、
- 海に適応した哺乳類
- 前脚や後脚が水かき状になっている
- 陸上でも生活できるが、繁殖や休息のために陸に上がることが多い
この条件を満たす海棲の動物を、鰭脚類(ききゃくるい)というそうです。
鰭脚類は、上の5種類の動物以外にも、約30種類ほどいると言われています。
「体の大きさ」だけでなく、「耳の有無」や「陸上での動き方」などで
種類を見分けるそうです。
5種類の特徴について、表に分かりやすくまとめてみました。
表による比較
動物 | 体の大きさ | 耳 | 陸上での歩き方 | 特徴・備考 |
---|---|---|---|---|
アシカ | 中型 | あり | 前脚で歩ける(陸上歩行得意) | 体は比較的細長く、軽やか。 泳ぎも速い。 |
オットセイ | 中型 | あり | 前脚で歩ける | 鳴き声が大きく、陸上で群れを作る。 |
アザラシ | 小〜中型 | なし | ヨチヨチ歩き(後脚でしか陸上移動できない) | 陸上では不器用。 泳ぎは得意。 |
セイウチ | 大型 | なし | 前脚で多少歩ける | 大きな牙を持つ。 氷上や海岸で休む。 厚い脂肪で寒さに強い。 |
トド | 大型 | あり | 前脚で歩ける | 雄はたてがみがあり、群れで生活する。 主に魚食。 |
耳の有無・・・アシカ・オットセイ・トドは耳あり
アザラシ・セイウチは耳なし
陸上歩行・・・前脚で歩けるか、後脚だけかで分けられる
体の大きさ・・トド・セイウチは大型
他は小〜中型

※セイウチにある「耳」のようなものは、穴です。
この小さな穴は、水中でも水が入りにくい構造になっています。
水中でも聴覚を司っているそうです。