出産直前(十月十日を振り返って)
いよいよ今日から9月!
出産予定日まで、あと3日。
少しお腹が下に下がってきたなという感じはしてきましたが、まだ実感は湧きません。
壮絶なお産を私が本当に乗り越えられるのだろうかという不安と、
それ以上にお腹の我が子に会いたいという楽しみと。
とにかく無事に元気に!それが1番!
今日は、妊娠が分かった2025年1月から今までの十月十日を振り返ってみます。
妊娠が分かったとき
2025年1月。お正月明けくらいからでしょうか。
何となく熱っぽくて、めまいがする感覚。
生理も1週間きていなかったけれど、生理不順のため、そんなに気にしていませんでした。
実は1年前、同じような症状がありました。
1週間、生理も来ず、微熱とめまい。
その時は、「妊娠したかも」とすぐ疑って、妊娠検査薬を試しました。
結果は陰性。
少し残念な気持ちと、そんな簡単にはいかないよなという納得感。
案の定、その1週間後に生理が来ました。
だから、今回もそんなに期待しないでおこう。
そう思いながらも心のどこかでは、もしかしたら…という気持ちも。
1週間経っても生理は来ず、、、。
2週間も生理が遅れたことはなかったので、流石にはっきりさせたいと思い、
人生2度目の妊娠検査薬を。
何と陽性。あの時の心臓の鼓動は今でも忘れられません。
ただ検査薬で陽性が出ても、まだ確定ではないそう。
その日に近所の病院へ行きました。
「おめでとうございます」
お医者さんからそう告げられた時は、自分のことではないみたいな不思議な感覚がありました。私がお母さん…。まだ信じられない。嬉しさ50%、不安20%、疑念30%。
しかし、お医者さんから言われた一言で、一気に不安が逆転しました。
「心拍が確認できません。稽留流産の可能性もあります」
稽留流産。
「妊娠初期に起こる流産の一種で、出血や腹痛などの流産の症状がすぐには現れず、子宮の中に留まっている状態のこと」らしいです。
心拍が確認できるまでは、心の底から喜べない。だから旦那にもまだ言わずにいました。
1週間後再び病院に来るようにと言われましたが、
1週間誰にも相談できず、ずっとモヤモヤ。
ひたすら祈るしかありませんでした。
そして1週間後。
「よかったですね。赤ちゃんの心臓、元気に動いていますよ」
これほど胸を撫で下ろした日は今までにないくらいでした。
すぐに旦那に報告。旦那はとにかくびっくりしていた記憶しかありません。
「神様、私たちのもとに、子供を恵んでくださってありがとうございます」
これから、どんなことがあってもお腹の子を守っていく。そう誓いました。

妊娠初期
ありがたいことに、妊娠初期特有の「悪阻」は、私は軽い方でした。
「吐きそう」「食べたくない」という症状は妊娠2・3ヶ月くらいは続きましたが、
仕事に行けないくらい、しんどい症状でもありませんでした。
この2ヶ月間は、ひたすら「白ごはん」に「ふりかけ」。
「バナナ」そして「じゃがりこ」
ほぼ毎日このメニューです。たまに、肉や魚が食べれる日もありましたが、
とにかく偏食っぷりは、旦那にも引かれるくらいでした。
妊娠4ヶ月頃になると、少しだけお腹が膨らみ始めたかなと感じました。
妊娠線ケア。
これは初期のうちからしておくべきものだとネットに書いてあったので、
ママ&キッズの「ナチュラルマーククリーム」を使い始めました。
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これ、持ちもいいですし、肌にしっとり馴染むので、とてもオススメです。
妊娠初期は、とにかく「転ばない」「無理をしない」
まだ安定期に入っていないので、油断はできないという変な使命感がありました。
妊娠初期で1番嬉しかったのが、
双方の親が妊娠したことを泣いて喜んでくれたこと。
両家の両親ともちょうど1月が誕生日なので、
誕生日プレゼントというサプライズ報告をしました。
箱を開けたら、エコー写真が出てくるっていうベタなやつです。
両親の嬉しそうな顔を見ると、私たちまでうるっとしてくるものです。
両家の親に孫の顔を見せること!
そのためにも必ず無事に元気にお腹の子を出産する!そう誓いました。
妊娠中期
安定期に入りました。
1番嬉しかったのが、いろいろなメニューのご飯を食べれるようになったこと。
美味しくご飯が食べられることって、こんなに幸せなことなんだなと実感した時期です。
おかげで体重は12キロ増えました。
病院の先生にも「ちょっと増えすぎよ」と注意されたくらいです。
でも、お腹の子も育ってくれてるから、体重が増加するのは普通ですよね。
と言い聞かせて、そこまで体重制限はせず。
職場にも報告。
悪阻で仕事を休むことがなかった分、誰からも気づかれていませんでした。
新年度の人事は、産休・育休に入ることから、大分優遇していただきました。
ありがたい。
お腹も服を着ていても分かるくらい目立ってきました。
妊娠線予防をしていましたが、正中線(お腹の真ん中にできる線)はうっすら出始めました。(正中線は、出産後しばらくしたら消えるみたいです)
胎動を感じ始めたのが妊娠5ヶ月くらいからでした。
お腹の中で泡がポコポコ弾ける感覚。
「これが胎動?」って感じだったのが、日に日に大きく強くなっていく。
生きているんだな、ちゃんとお腹の中で元気に育ってくれてるんだなって嬉しくなりました。
そして、ドキドキの性別発表。
妊娠5ヶ月頃から、膣の線が出始めているということで女の子の可能性が高かったのですが、やはり、女の子でした。
私たち夫婦はずっと第一子は男の子設定だったので、女の子は意外でしたが、
性別は正直どちらでもよかったです。
今度は両家に性別発表。
よくある「ジェンダーリビールケーキ」です。
Instagramで見つけた、ローソンのロールケーキの中にイチゴとブルーベリーを入れて作るケーキです。
両家とも「男の子」予想だったらしく、ナイスリアクション!

とにかく無事に元気に育ってくれること。それだけです。
妊娠後期
妊娠後期に入って、夜眠る時の息苦しさがひどくなりました。
普段布団に入ると1分以内には眠りにつける私が、1時間経っても眠れない症状に。
階段の上り下りや、車の運転も、しんどくなりました。
特に真夏だったので、外に出るだけで、ダメージをくらってましたね。
お腹の子は肉付きも良くなって、エコー写真で顔の構造がくっきり分かるようになってきました。何となく旦那に似ているような・・・
最近の医療って、ここまで進化しているんだなって日々驚いています。

そして妊娠8ヶ月目で出産休暇に入りました。
本当はもっと早く産休に入る予定だったのですが、
仕事の関係上無理を言って伸ばしてもらしました。
そんな仕事が好きなわけではないんですけどね。やり切りたいっていう思いからです。
産休に入った後は、もう天国でした。
仕事のことを一切考えなくていい生活。
自分の好きなことに好きなだけ時間を使える最高な日々。
絶対に有意義な産休にしたかったので、産休初日にやることリストを作りました。
- 家中の掃除(キッチン・風呂・玄関・トイレ・床・リビング)
- 断捨離(服の整理)
- 家庭菜園(ニラ)
- ブログ開設
- 1日1本映画を見る
- 週に1冊の読書
- スマホのデータ整理
- エコー写真整理
- 毎日ストレッチ(妊婦体操)
- 自炊極める
- 育児本読み切る
- 入院バッグ準備
- 育児グッズ揃える
まだまだありましたが、大体こんな感じです。
そして、毎日、TO DOリストを作ってやるべきことを明確化させました。
おかげで産休は、これほどにないくらい充実しました。
自分のやるべきことだけでなく、友達や家族との時間も有意義に過ごすことができました。
こんなに時間がたっぷり確保される時期なんて、この先あるだろうか。
後で振り返ったときに絶対に悔いがない産休を過ごす!
という確固たる思いが、充実したと言える日々に繋がったんだなと思います。
出産予定日まで、あと3日
いよいよかあ。という気持ち。
正直、未知の経験すぎて、何もイメージできません。
1番不安なのは、出産の時の痛みや陣痛。
幸いなことに、今まで生きてきて、大きな手術も大きな怪我もしたことがないので、
とにかく痛いという、ざっくりとした想像しかできません。
出産経験者によると、
「腰が砕けるくらい痛い」「車に轢かれるくらい痛い」らしい。
想像するのが恐ろしいくらいです。
でも、誰もが口を揃えて言うのが、
「痛かったということは覚えているけど、もうその痛みは忘れた。
それ以上に我が子に会えた喜びが大きい」ということです。
いつ来るか分からないというドキドキ感と、そんな痛みに私が耐え切れるのかという不安。
予定日に近づくにつれて、その両方が大きくなっていきます。
でも、怯えていても仕方ありません。
望んで授からせてもらった、大切な命。
これまで十月十日、一緒に頑張ってきました。
そして、お腹の中の子は、ここまで無事に大きく成長してくれました。
私も頑張る。同じように、お腹の子も頑張る。
1人ではない。一緒に頑張るんだ。
旦那も、家族もいろんな人が応援してくれている。
なるようになる。母子ともに無事に元気に!
我が子に会える喜びを楽しみに、来たるべき日を待とうと思います。
